LSWのちょっとかゆいところに手が届く「まごのてblog」

静岡LSW勉強会の管理人によるコラム集

【第115回】ページ数が読めない本を読んでいます

メンバーの皆さん


こんにちは。管理人です。

今回は、ただのつぶやきです。

「いつもつぶやきだよ!」とツッコミが入りそうですが、本の内容紹介はないと言う意味で。
(真面目にいうと、次回以降の予告です)



いきなり余談です。

先月から「ドラクエⅦ」にハマっています。

すでにプレイ時間は40時間超え。




言わずもがな、今年の夏には待望の「ドラクエⅫ」発売されるロールプレイングゲームの金字塔。

僕の一番好きなシリーズは「ドラクエⅢ」で、ファミコン時代に何回やり込んだか覚えてないくらい。

好き過ぎて、一度コラムネタにもしてしまいましたが、ちょっと転職システムがあるドラクエシリーズをプレイしてない人には、マニアックな喩え話でした。

【第65回】DQ的"職業"で考えるOJTとチームワーク


ドラクエには、職業(戦士とか魔法使いとか)の「転職があるシリーズ」と「転職ないシリーズ」があるんですけど、今やっているドラクエⅦはあるやつです。

きっかけは「ドラクエⅡ」のリベンジ。シリーズ最高難度と言われるゲームバランスで、仲間が弱すぎてザコ敵相手でもすぐに死んでしまう上に、まだ1980年代のゲームため自動セーブがなく、ゲームを再開するために「復活の呪文」という、意味不明なひらがな50字くらいを入力しないといけないんです。

で、街まで行かないと「復活の呪文が教えてもらえないもんだから、新しいダンジョンに挑む時なんて、ボスを倒すだけじゃなくて、瀕死の状態でなんとか街まで戻って、50字くらいの意味不明なひらがなを必死で紙に書いて…

当時はスマホで写真パシャ!とかできませんから、上記のこと経て、ようやくゲーム終了できたわけです。(食事時間だからゲームやめなさい、セーブできるまで、という親とのせめぎ合いが何度あったことか)


しかし後日、小学生の危うい記憶と汚い字で必死で模写した「復活の呪文を入力すると、


「じゅもんがまちがっています」


と無機質なことばを返され、何時間もの努力が無駄になって心が折れ、クリアせずにゲームを止める、という苦い記憶がありまして。

そうしたら、600円で「スマホドラクエⅡ」ができること知り、30年ぶりの大冒険が再開されたわけです。

ちなみに、ドラクエⅠ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵは、ファミコンスーパーファミコンでプレイ済みなんですけど、PlayStationになったⅦ以降はプレイしてなかったので、またまた手を出してしまったというわけです。




と、余談はここまでなんですが、


シリーズを表す「ローマ数字」、全部読めました?


Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ


くらいまでは、わかりますけど、


Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ、Ⅶ、Ⅷ、Ⅸ、Ⅹ


となると、ちょっと怪しくなってきません?


Ⅴ=5、Ⅹ=10を軸に、左右にⅠ〜Ⅲを並べて足し引きするんですが、ⅣとⅥとか「あれ、どっち?」みたいになるんですね、僕は。



で、本題はここからなんですが、

本のページ数って、

・本編は、普通の数字(1.2.3)、
・本編より前は、ローマ数字(Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ)

と表記されることがよくあるんです。


それで僕が今読んでいる本がですね、「どんな内容かな」「どこから読もうかな」と思って、まず「目次」を探すじゃないですか。

そしたら、目次が全然見つからない。

「原著者から」とか「監訳者から」とか「編集者から」とか、次から次へと新しいタイトルと長文が現れて、ページをめくれどめくれど「目次」が出てこない。

で、やっと見つけた「目次」のページ数がコレ。


xlvii


え?  


いったい何ページ?



ちなみに、「目次」に目を移すと、


〉原著者から日本の読者の皆様へ   ⅴ
〉監訳者によるまえがき  viii
〉シリーズ編集者によるはしがき  xiii
〉はしがき  xviii
〉はじめに  xxxv

ーーーー第Ⅰ部○○ーーーー

って、「はじめに」がはじめじゃないし(苦笑)


しょうがないから、答え合せをしましたよ。ページ数を。一枚一枚ページを数えて。


v = 5
viii = 8
xiii = 13


ここまでは、まぁなんとか、数えなくても。

xiv = 14
xv  =15
xvi = 16
xvii = 17
xviii =18

あ、はしがきは「18ページ」だったのか。


そして、


xix = 19
xx = 20
xxi = 21
xxii = 22
xxiii = 23
...


なるほど、20を「xx」と表すんですね。

はじめて知りました。


そして、まだまだ「はしがき」が続きまして…



『謝辞』 (xxxi)



何⁉︎  


目次にないタイトルが出てきた(苦笑)


ことごとく常識を覆してきますな。


ちなみにページ数は31ですね。おそらくxxxが30を表すんでしょう。だいぶパターンを学習してきたぞ。


ということで、


『はじめに 』 xxxv  = 35ページ


が答えでした。


じゃあ、いったい目次(xlvii)は、いったい何ページなんだと読み進めていくと。


xxxvii = 37
xxxviii = 38
xxxix = 39
xl = 40
xli = 41


お⁉︎


急にシンプルになった。



40はxxxxじゃなくて、xlなんですね。

ということで、


目次ページ(xlvii)の答えは、


xl(40)、vii(7)で、


『47』でした。




「くだらねー」と思った、そこのアナタ。



その通り。

 

その「くだらない」ことを、目次を探すためだけにしました、と言うつぶやきでした。



なので、目次ページに"しおり"を挟んでおかないと、すぐに迷子になって目次に戻れない。



そんな常識やぶりの本は、内容もかなり面白そうですよ。


ちなみに、本のタイトルは


『トラウマと身体』


今後、少しずつ紹介していきますね。



ではでは。