【第140回】LSWブーム再来⁉︎
お久しぶりです。管理人です。
今回は近況報告的な内容を。
ここ数年、児童福祉・社会的養護に関わる職員研修を依頼される機会がとても増えました(ありがたいことに!)。
研修内容は様々で、参加者が現在求めていること、研修がどんな未来に繋がるきっかけにしていきたいのか、そんなことを研修企画者とお話ししながら、内容や構成を一緒に決めていくのが僕のスタイルです。
まぁ、当事者の意向を尊重しながら扱う内容や頻度を決めていくLSWのプロセスと行っていることは同じですね。
そんな一つひとつオリジナルのオーダーメイドな研修準備をしていると時間がいくらあっても足らず…今年度も順当にblog更新と静岡LSW勉強会開催が滞るという感じの今日この頃。
そんな中、何の偶然か、施設関係者から
「今年の研修はLSWでお願いします!」
という依頼がいくつか続いているんです。お話を聞くと、時々LSWはやっているものの、他の職員がそのことをあまり知らないとか、数年に一回しか実施しないからLSW普及を今後どうしていったらいいのか、という感じで各施設で自然発生的にニーズが湧いてきいてるよう。
いや〜、かつては「LSW実施をする/しない」の交渉で結構なエネルギーを費やしていたことを考えると、本当に時代が変わりましたね。
研修の依頼者の中には、静岡LSW勉強会で一緒にワイワイ話していたメンバーさんもいて、いまや施設で職員研修を担う立場となり研修企画をしていて…
そして、研修に行くと僕が知らない新しい職員さんが沢山いて、いつのまにか自分が歳を重ねたことを否応なしに突きつけられるみたいな(苦笑)。
20代の時に、自分のケースで困ってLSWを調べ始め、気がつけば40代に突入してますから、そりゃそうですね。
当時、蒔き続けた種が、収穫の時期を迎え、新たな種を蒔いていくフェーズに入ったというか、と、LSWの地域普及がepisode2に進んでいるような感覚と嬉しさを最近感じています。
一応、勉強会を立ち上げ時に以下のような目標というか計画を掲げたんですけど、
【短期】ネットワーク、つながり作り(1〜2年)
【中期】尊重し合う相互体験の積み重ね(3〜5年)
【長期】専門性を共有する「共進化」(5〜10年)
なんとなくそれっぽい形に結果的になってきたような、勉強会を開催していない現状を思い描いた形と言って良いのか、正直よくわかりません。
この間、コロナという超予測不可能な事態もありましたが、そんな訳わかんない事が突然起こるのも児童福祉らしいと言えばらしいなぁ、とも思ったり。
ちょっと、この先、停滞している勉強会をどうして行くのが良いのかなと思いつつ、LSW関連の活動は色んな縁と偶然で続けています、という報告でした。
ではでは。