【第110回】寅の出鼻を挫かれる
2022寅年の再スタート宣言をした直後に、新型コロナオミクロン株の大流行。
出鼻を挫かれるとは、まさにこのことですね。
先週なんて、木曜の夜に突然、「明日から休園」の連絡が息子の幼稚園からありましたし。
もちろん静岡LSW勉強会の予定も白紙に。正確には、白紙のまま身動きとれず、ですかね。
今しばらくは辛抱です。
そんな2022年の出だしですが、年度区切りで見ると、2月といえば、もう令和三年度の年度末がすぐそこにという感じ。
令和三年度は、コロナで外部接触できない分、かつてないほど所内研修をやった年度になりましたね。
メンタルヘルス、家族再統合、事例検討、面接スキル等々。なんだかんだ月一以上のペースで何かしらの研修はやってたんじゃないでしょうか。
逆に、新型コロナがなければ、こんな準備コストをかけて自前研修をやるということにならなかったと思うんで、リモートワークやWEB活用が一気に広がったように、新型コロナの良い効用がこんなところで出るか、とつくづく思います。
研修講師はワーキングメンバー数人の持ち回りで。日頃から、自主研修の企画運営を一緒にやっているメンバーが所内研修ワーキンググループにいるので、研修の日は半分以上は週末研修気分で仕事してました。
そんな通年所内研修のフィナーレの自由枠のお題で選ばれたのが、前回コラムの通りLSW。
(実際はまん延防止措置で延期になった研修が3月に一回残っていますが…)
やってる事は、静岡LSW勉強会と同じ形式。研修報告後に、フィッシュボールワークによる感想シェアと自由連想の話し合い。
今回は講義持ち時間90分だったので、当事者の声からLSWの歴史・概論、LSW実施の流れ、そして子どものアセスメントに関わるアタッチメント、グリーフ、トラウマ…
と、このサイトの要約みたいな内容を結構詰め込んじゃいました。「この時間で情報量多すぎ」のアンケートもいただきましたが、次回研修の深掘り希望を探る目的で、あえて広く浅く情報紹介した意図があるので、お許しいただきましょう(笑)
そして、今回思ったのが、自分が作ってる資料の引用文献が2014〜2017あたりに集中しているなと。その時期は、自分勉強していたんだなぁ、と。
で、その貯金を今回惜しみなく使い果たしてしまったなと(苦笑)もちろん各パート深掘りしていくことは出来ますけど、ちょっと知識が古くなってるなとも思ったわけです。
さっそく研修終了の翌日Amazonで本を調べたら、まぁ気になる本がたくさん出てる出てる。気のせいかもしれませんが2021年の出版が多いような。
専門書も扱っている大きな本屋さんで、入荷されている本をパラパラと見たのですが、コロナで編者と会えないのでWEBで何度も打ち合わせたとか、あとがきに書いてあります。
もしかすると、コロナで外に出られない分、執筆活動に精が出たという方もいたのかなぁ、と新たな気付きも。
ということで、何冊か衝動買いしてしまったので、今後ボチボチの頻度で紹介していきますね。
ただの日記になってしまいましたが、こんな回もあるということで。
ではでは。